walenode
French linen One-button crew neck sweater "Charcoal"
French linen One-button crew neck sweater "Charcoal"
受取状況を読み込めませんでした
リネンというしなやかで、張りがあり、不均一な表情が好きです。
けれどもニットでリネンを扱うのは非常に難しいとずっと思っています。
伸縮性が少なく糸が切れやすいので、目の詰まった編み地にしにくい。
柄など編み組織を変えると重くなる。かといって薄くしようとするとハリコシがなくなるし、ナイロンやポリエステルを混ぜるとリネンの本来の光沢が損なわれてしまう気がする...
毎シーズン結構な数のテストをしているのですが、今回は逆のアプローチで取り組んでみました。
「経験や知識をゼロベースにして考えること」で新しい 1 つの解決が出来た気がしています。
使用している原料はフレンチリネン。ハリコシがあることが特徴です。
番手もリネンではわりとハイゲージの部類 (16 ゲージ) に含まれます。とても上質な素材ではありますが、スペシャルな素材というわけではありません。スペシャルなのはその調理方法です。
糸は 36 番双糸、リネン 100%、そう聞いたらニットの生産経験のある方は 12 ゲージのニットを想像すると思います。ゲージとは 1 インチに天竺で何目編めるかを表す単位です。
けれどもそれは 1 つの目安にすぎません。ゲージの数字が大きくなれ ばなるほど機械に設定する針が細くなります。細い針で適正より太い糸を編むのは糸が切れやすいので非常に難しいとされています。
採用しているのは 16 ゲージ。
ドイツ製のテンションがしっかりかかる編み機にかけて、糸に負荷をかけないスピードでゆっくり編む。この真逆のアプローチの塩梅がなかなかに難しい。
相性が良かったのが鹿の子でした。鹿の子は古くか らスポーツのユニフォームにも採用される編地なので、伸縮性があります。
今までみたことがない、繊細で立体感があり目の詰まったリネンの鹿の子編みができました。
ベースはヘンリーネックのようなデザインです。 前立てに向かうにつれ先の細くなるミリタリーウエアでみかけるような衿のリブのデザインに、涙目のような楕円にとったスリットを少し大き目な貝ボタン一つで留めています。
衿回りにしっかりデザインがあるので、袖口は鹿の子をそのまま折り返してポイントをつくらないようにしています。裾はほどよくブラウジングができるテンションにしています。
〈サイズ〉
1 - 肩幅49cm / 着丈69cm / 身幅59cm / 袖丈28cm
〈組成〉
100% Linen
〈品番〉
wn26-20ss288
